B’zが好きなら抑えておくべき洋楽(Steve Vai/Stevie Salas)

洋楽

日本のハードロック最高峰グループの1つであるB’z。好き嫌いはともかく世間の知名度は邦楽ロックの最高峰で間違いないでしょう。

B’z、好きですか?私は初期は好きでした。「The 7th Blues」の頃から作風がガラリと代わり、それなら洋楽聞くよね、、って感じで遠ざかりました。遠ざかった1番の理由は最後に書きます。

今でも邦楽ロックの第一線で活躍しているB’zですが、洋楽の大物ギタリストとセッションしています。

今回はその中で2人のギタリストを紹介しつつ、最後にB’zがオマージュ?している洋楽を紹介します。超有名なネタですけど、もし知らなかったら聴き比べたら驚きますよ。

Steve Vai

「ウルトラ・ゾーン(The Ultra Zone)」収録の「Asian Sky」でB’zがゲスト参加しています。B’zファンなら知っている、はずだ!

Steve Vaiとは?

スティーヴ・ヴァイ。ロック・ギタリストなら知らない人はいない、知らなかったらおかしい有名ギタリスト。奇才。

フランク・ザッパの門下生時代、ザッパの難解な曲を採譜し、そして演奏するスキルの持ち主です。ロックで良く用いられるスケールはペンタトニック・スケール(C D E G Aの5音)ですが、彼はリディアン・スケール(C D E F# G A B)やミクソリディアン・スケール(C D E F G A Bb)が好みのようです。これが彼独特のメロディーとコードを奏でています。話が逸れますが、ペンタトニックの使い手と言えばザック・ワイルド(Zakk Wylde)が有名。

ヴァイ独特のスケールを使ったフレーズは、難解な曲もあればキャッチーなものまで幅広く、いずれにせよ超絶スキルのギタリストです。有名バンドの後任ギタリストになった事がありますが、新譜は全てVaiカラーが全面に押し出されてしまうという強烈な個性の持ち主。手がめっちゃ大きくて指もかなり長いです。羨ましい。。

Steve Vaiの代表曲

そんな彼の代表曲をいくつか紹介します。

まずは、彼の代名詞とも言えるギター・インストアルバムから2曲。

この後、彼はVaiというバンドを結成し、1枚だけですがアルバムを発表します。

いかにもヴァイらしい旋律とオブリガード。ペンタトニック・スケールでなくともハードロック!

Stevie Salas

Vo.の稲葉さんと「INABA/SALAS」というユニットを組んで最近2ndアルバムを発表したアメリカ人ギタリストです。

Stevie Salasとは?

スティーヴィー・サラス。1990年に「Stevie Salas Colorcode」でデビュー。当時はジミヘンの再来と紹介される程注目されていました。当時のハードロックシーンでは異端なギタリストでした。ブルース、ファンクをルーツにした楽曲で、ワウ(エフェクターの1種)やカッティング奏法を多用し、グルーヴが凄かったのです。私が学生時代にヘビロテ入りしていたギタリストの1人です。

Stevie Salasの代表曲

トヨタのCMで2曲採用されています。

・Kickbak

 (1998年 「The Sometimes Almost Never Was」に収録) ※ハリアーのCM

・Moving Through Sound

 (1998年 「Viva La Noise」に収録)

どちらも公式に配信されていなかったので、曲名しか紹介できません。彼の楽曲はAmazon Musicが1番多く配信されていて、次点がSpotifyでした。YouTubeで探せば出てくるので聴いてみて下さい。今の所、手元に欲しいならCD購入するしかありません

スティーヴィー・サラスの曲を2曲ご紹介。

B’zのオマージュ?パクリ論争について

B’zファンなら知っていないわけがないこの論争。え、知らない?では聴いてみましょう

著作権の関係で数曲は曲名しか紹介できませんが、B’zファンなら知っているでしょうし、YouTube見たら出てきますし、聴き比べて見て下さい。

Mr.BIG / A Little Too Loose

1991年「Lean Into It」に収録。全米チャートNo.1を取った「To Be With You」が収録された名盤です。

対 B’z / もうかりまっか

1994年「The 7th Blues」に収録。

著作権の問題上、本ブログでは楽曲紹介できません。これは中々Mr.BIGに寄せてきましたね、というかソックリ。オマージュ?否。元ネタ発表から3年でパクるというのが、センス疑います。ブルースってコード進行がある程度決まっているので似たりよったりに聞こえはしますが、さすがにこれはやりすぎ。

Mr.BIGは日本ではかなり人気のあったグループですが、本国アメリカではイマイチ。とは言え、B’zを知ってる日本人で洋楽ロックを聞く人は大半はMr.BIGの曲を聴いた事があると思う位、日本では大人気でした。これは、あかん。

Mötley Crüe / Time for Change

1989年「Dr. Feelgood」に収録。LAメタルの大御所モトリー・クルーの名盤。

対 B’z / ALONE

1991年 9thシングル。

寄せてきたどころじゃないですね。Takさん、洋楽好きはわかりますけどこれはオマージュって言っちゃダメな領域に突入。元ネタはMötley Crüeの代表曲の1つです。さすがにやり過ぎです。B’zが人気絶頂になる頃の曲が、2年前に発表されたアメリカのロックバンドのパクリだったなんてショック。

B’z版は、サビから始まるイントロを追加しただけで、A、Bメロは違う所を見つける方が難しいレベルで双子。

Led Zeppelin / Trampled Under Foot

1975年「Physical Graffiti」に収録。イギリスが生んだハードロックの始祖、レッド・ツェッペリン。「Led Zeppelin IV」は全世界で3700万枚のセールスを記録。アルバム1枚あたりのセールス記録はビートルズよりも上です。

対 B’z / BAD COMMUNICATION

1989年 1st EP「BAD COMMUNICATION」に収録。発表当時、ラジオはヘビロテで毎日流してました。

これも著作権の問題上、本ブログでは楽曲紹介できません。ギターリフはパクってると言われて反論できないと思いますが、これはまだ「オマージュしたんや!」と言っても許してくれる人がいるレベル。

以上、私が「The 7th Blues」あたりからB’zを聴かなくなった理由はお察し。

それはさておき、Takさんがかなり洋楽好きを匂わせるのは、ツアータイトルが「B’z LIVE-GYM 2019 –Whole Lotta NEW LOVE-」だったり。これ、Led Zeppelinの「Whole Lotta Love」(「Led Zeppelin II」に収録)にインスパイアされてます。こういうのは洒落てるというか、良いと思います。

ついでに言うと、大好きなBABYMETALの3rdアルバム収録の「DA DA DANCE」でTakさんがギター演奏しているのですが、個人的リズム感に合わず、ダメでした。

ギターソロ最初がTakさん。音や手クセでわかっちゃいますね。速弾きのテンポが微妙にヨレています。これが気になって仕方ないのDEATH。。X JAPANのYOSHIKIのドラム同様、リズム感がズレててアウト。YOSHIKIはスネアがツッコミ過ぎだと思うんだよなぁ。あれでリズムが走らないのは凄いけど、聴いていてものすごく気持ち悪い。

小神様(故 藤岡幹大さん)がご存命でもTakさんとコラボしてたんかなぁ。してたんだろうなぁ。小神様に弾いてほしかったなぁ。。

というわけで、Amazon Music Primeに加入すると 6,500万曲以上が聴き放題!曲数はSpotifyよりも多い!音楽好きは加入して損しないと思います。お値打ち価格ですしね。

ご覧いただき、ありがとうございました。

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