【実録・正常性バイアスの怖さ】火災警報発報!その時住民が奇妙な行動に起こして驚愕する

雑記

今朝、大きな音が鳴り響きました。子供の防犯ブザーと同じ音だったので最初は何が起こったのかわからなかったのですが、住宅(集合住宅) の火災警報器が発報していました!そんな中、住民の取った行動がユニークだったというお話です。

AM8:56「警報が鳴り響いた」

集合住宅に住んでいます。戸数は12。1フロア3戸構成の4階建ての小さな建物です。

冒頭に書いた通り、大きな音が鳴りました。私は部屋のドアを閉じてPCに向かっていて、子供が防犯ブザーを最近買い替えたのが嬉しくて鳴らしてるんだろうか?それにしては長いなぁ(数十秒) と思いながら、ようやく気づきました。

これは外で鳴っているな。。。

AM8:57「状況確認した」

すぐに玄関を出ると、「火災警報器が火災を検知しました」って言うてます。。

出火しているとしても我が家のフロアではなさそうなので、階段を使い階下(1F) に降りてみる。1Fも問題なさそう。煙は出ていない。

AM8:59「一家揃って避難」

タンス預金と通帳等を持って、すぐに外へ出る。警報が鳴り響いている中、エントランスに設置されている火災受信盤を確認する、検知器が作動したのは4F。出口は目の前だが、これで少し安心して外に出られる。

建物の外観をグルリと確認。現状、4Fから火や煙は出ていない。誤発報の可能性が考えられるが、こういう状況で、私はそのような楽観視はしない。

AM9:01「他の住民も避難?」

同じフロアに住んでいらっしゃるAさんが外に出てきた。単身で越してこられた50代前半の気さくな方である。

この時、外には近隣住民が10~15人は集まってきていた。おじさんと少し会話し、4Fで発報した事を伝える。

並行して、嫁が住宅の管理会社に電話をかけた。先方は「わかりました」と言って電話を切ったという。

何がわかったん?何かしてくれるん?意味わからへんやん!

その頃、2Fのもう1人の住民、中年女性のBさんが窓を開けて、階下の様子を見て、また窓を閉じた。

AM9:02「119番に通報」

先方は「わかった」が、こっちは「何もわからん!」というわけで119番に相談。

AM9:03「Bさんが出てきた」

Bさんは結構無愛想な人で、声掛けしても返事無し。避難&様子見で出てきたのかと思いきや、どこかに歩いていった。。

AM9:05「消防車到着」

ご苦労さまです、お世話になります。

簡潔に状況を説明した後、すぐに消防隊員さんが確認に向かわれた。この時、警報を止めてくれた。数分後には誤発報である事がわかり、教えてくれた。

これで安心。消防局の皆様、ありがとうございました。私のお宝HDD(10TB) を持って出てこなかったので、消失する心配が無くなった事が一番嬉しい。

AM9:12「自宅に戻れた」

隊長から、「もう自宅に戻って大丈夫です」と言われ、帰宅した。その前に、おじさん(Aさん) に「自宅に入って良いって聞いたので大丈夫ですよ」と伝えたかったのだが、Aさんはどこかへ行ったようだ。見当たらぬ。

と思ったら、女性(Bさん) が帰ってきた

Bさんは、コンビニの大袋をパンパンにしてぶら下げて帰ってきたんだ

あんた、火事は気にならんのか。。「花より団子」的な?
(単身住まいのでっぷりおばさんやけども。

我、思う

3Fのファミリーは車が駐車場に無かったので、早朝から不在だったのだろう。
4Fの数戸は、在宅/不在宅は不明。誰も出てこなかった。
1Fのファミリーは在宅していたが、出てこなかった。

私は焦って避難したわけではない。だが、こういう場合は避難すべきではないのか?本当に火事が起こった時にパニックにならぬよう、避難訓練のつもりで行動すれば良いのではないのか?

どちらかと言うと、Bさんが何を考えて買い物に行ったのか行動心理が知りたい。自分には持っていない考えの持ち主なのは間違いない。何か勉強になる事がありそうだ。

(ないだろうな。。)

私が119番通報していなかったら、誰も通報しない住民たちである事はわかった。10分間も警報が鳴りっぱなしでも、不安に思わないのか、行動を起こさない人がいる事がわかったのは収穫だった。集団行動における正常性バイアスの実験を行い、すぐに結果がわかった気分であった

「認知バイアスの一種。社会心理学、災害心理学などで使用されている心理学用語で、自分にとって都合の悪い情報を無視したり、過小評価したりしてしまう人の特性のこと。」

正常性バイアス – Wikipedia

自分の身は自分で守りましょう、当たり前の事なんですけどね。

ご覧いただき、ありがとうございました。

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